実際にあった患者さんからの質問などを載せますので、参考になさってください。


Q1:

鍼やお灸はしないのですか?

 

A:

現在は鍼もお灸もしません。

鍼灸も素晴らしい施術ですが、当院では西洋医学と東洋医学を融合した「遠絡療法」を勉強し、その効果を実感したため「遠絡療法」を中心に治療を行っています。


Q2:

赤外線治療器はレーザーですか?

 

A:

赤外線治療器はレーザーのようにみえますが正確にはレーザーには分類されません。赤外線治療器は光刺激のため、電気のような刺激を感じることはございません。

中枢の障害を改善させるためのポイント(ツボ)刺激を目的としてます。

副交感神経優位によるリラックス効果で治療中に寝てしまう方もいます。

ただ、器具をあてたときの圧迫感を不快に感じる方もいます。その時は抑える圧を弱めますので、遠慮なくおっしゃってください。


Q3:

体内の「26ライン」とは経絡のことですか?

 

A:

かなり似ていますが、東洋医学の経絡などとは違います。

体の半分に12ライン、中央の表裏に2ラインあります。

12ラインは左右対称なので合計で26ラインとなります。

このすべてのラインがスムーズに流れることが健康へつながると信じてます。

よって治療の目的も、流れを遮る滞りの原因を除去することです。


Q4:

どのくらいのペースで通うべきなのでしょうか?

 

A:

症状がある程度安定するまで、原則週1回の間隔でお願いしています。

 

細かくは初回の時にお話ししますが、先ずは週1回のペースで6~7週(約1か月半)受けていただきたいです。

そして調子のよい週が続いたら10日に1回、2週間に1回と間隔をあけていきます。

実際のところ数回後から2週間に1回のペースになっている方もいます。

その後は変化に応じて間隔などを調整していきます。

個人差はありますが、長期慢性症状の方でも数回の治療で何かしらの変化を感じてもらえることが多いです。

 

そして継続治療をおこないまがら、約1か月半後に治療前と現在の状態を比べてもらいます。

次は治療から3~4か月後に確認してもらいます。

このような感じでお互いに確認しながら進めていきますので、1回1回での変化はあまり重視していませんが、最初の2~3回はあまり変化を感じない場合でも後々意味を持つと考えています。

ですので2~3回の治療で大きな結果を求める方は合わないと思います。

ご理解のほどよろしくお願いいたします。


Q5:

すぐ治らないのは分かってますが、1回でどのくらいの効果があるのでしょうか?

 

A:

申し訳ございませんが、その方の状態によってバラバラです。

例えば、1回でめまいが激減したり治まった方もいますが、数回後から徐々に変化していった方もいます。

自律神経失調症と疑われる方で、背中の熱感・食欲不振・酷い倦怠感が2か月後から急に症状が激減した方もいます。

変化が乏しい期間も、体の土台作りをおこなっているので、あるラインを超えると急に症状の変化を感じる場合もあります。

同様に、元々の体が弱い方は3~4か月後から変化していく方もいます。

もちろん改善してきても、しばらくは無理をすると症状が出ることも多々あります。

 

痛みに関しては治療後に楽になる方、(午前中治療して)その日の夕方から軽減する方、翌日に変化を感じる方、数回後から軽減してくる方など個人差があります。

 

夜、寝られないほどの痛み、1回目の治療で効果を感じなかった方は脊髄の炎症がかなり酷いので2~3週は最低でも週2回の治療を提案させていただきます。(割引あり)

また激しい痛みが治療後激減しても、短い時間で痛みが同程度に戻る方は神経線維が傷ついている可能性が高いので、こちらも高頻度の治療が適切です。

短期間に治療回数を増やし、なるべく早くその激しい痛みで寝られないなどの状態から脱してもらえるよう、一生懸命施術させていただきます。

痛みをほとんど気にならなくなるのは、大体週1回のペースで3~4か月後以降の方が多いです。もちろん途中で今週は調子があまりよくない週もあるかと思いますが、良い悪いを繰り返しながら改善していく傾向です。 


Q6:

心臓に問題を抱えています。治療器をかけることに問題はありませんか?

 

A:

胸部の圧痛点に治療器をあてるのは、主に手のひら中央の痛みや痺れ、太もも前の痛み、呼吸器疾患、肩甲骨間の痛み、多汗症などが中心です。

それ以外でしたら、鎖骨の間の凹みから上、ミゾオチから下の範囲にあてるのが基本です。

また治療器は電気ではなく浅い光刺激で、横に大きく広がる波長ではなく、ポイント以外に光刺激が広範囲にあたることはないので問題はありませんが、特に初回は緊張とさらに「治療器が心臓に影響するのででは・・・」と心配した状態でいると手が冷えたり、動悸がでたりして気分が悪くなる可能性もあります。

ですので、なるべく大きな不安を持たない状態で治療を受けていただけたらと思います。

 

また、これは脳疾患が関わっている場合も同様ですが、ご自分の症状、例えばめまいや動悸、首肩の痛みなどで脳疾患や心臓疾患が気になる方は、先ずは医師の診察を受け不安を解消してから治療をご検討ください。


Q7:

良い・悪いを繰り返しながら改善していくとは?

 

A:

無理をしていないことが前提ですが・・・

例えば、慢性腰痛、臀部痛、ひどい坐骨神経痛など、脊髄の炎症・圧迫症状が強く、痛みやしびれが長期の場合、最初の数回は良い悪いを繰り返す頻度が多いです。

 

また、元々強い冷え性が若いころからある・頭痛持ち・月経困難症・めまい・ふらつきなど、やはり酷い自律神経失調症が疑われる場合、初回の治療効果が非常に高い方がいます。

しかし、そのまま右肩上がりに調子がどんどん良くなっていくかというと、残念ながらそういう方は稀です。

必ず「この1週間はイマイチでした」という週があります。

やはりある程度の土台作りが必要です。


Q8:

良くなってきたら薬は止めていいですか?

 

A:

この質問も多いです。

薬をあまり呑みたくない方も多いですし、治療することで減らすことを期待している方も多いのは事実ですが、医師から処方された薬に関して「症状は良くなったので薬は止めていいですよ/減らしてもいいですよ」などの飲み方の指導やアドバイスを行うことはいたしません。

当院の治療によって症状が改善し薬は要らない、または減らしたいと思ったときは、急に止めると危険な薬もありますので、必ず主治医に相談して決めてください。